2009年10月06日

下弦の月と、


誰かがみている。
そんな気がして 見上げた小窓の
カーテンの隙間には

下弦の月と、
ひとつの 瞬く お星様。
どうやら 私を 見ていたようで、

目が合ったとたんに 横顔で
いつも 冷たく 発光していた・・・
まるで あの人のように、

とても遠い 近くから
青い風を ひんやりと、
私の心に くれました。

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2009年08月26日

キヲクノオト

去りゆく夏の 蝉時雨、
ざわめく樹々を 撫でる風。

ポン ポツ ポポン ポンポポン、
トタンの屋根を 叩く雨。

ニーナ・シモンの 歌声や、
ピアノ・トリオの 夜想曲。

わかれたひとの 溜息や、
ゆうべの君の 笑声。

帰らぬ日々の 音だから、
忘れたくない 音だから。

愛しき音に くちづけを、
やさしくそっと くちづけを。

キオクノオトを 紙に記す、
キヲクノートに ペンでキス。
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2009年07月23日

詩をよむ人。


詩をよむ人は、 かなしい人。

詩をよむ人は、 さみしい人。

詩をよむ人は、 まよえる人。

詩よよむ人は、 やさしい人。

詩をよむ人は、 無口な人。

詩をよむ人は、 考える人。

詩をよむ人は、 感じる人。

詩をよむ人は、 ロマンの人。

詩をよむ人は、 夢みる人。

詩をよむ人は、 恋する人。

詩をよむ人は、 愛する人。

詩をよむ人は、 深い人。

詩をよむ人は、 静かな人。

詩をよむ人は、 美しい人。

詩をよむ人は、 詩をよむ人は、

詩をよむ人は、 ・・・

詩をよむ人は、 ・・・

詩をよむ人は、 たのしい人。


詩をよむ人は、 毎日を

詩をよむ人は、 人生を

詩をよむ人は、 万物を

詩をよむ人は、 かなしみでさえ

自分のことばで、 愉しめる人。




(※よむ=「読む」と「詠む」の両方の意味です。)
posted by 今宿 夕湖 at 12:29| 滋賀 晴れ| Think about ‘lylic’ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

お菓詩屋さんの、申し訳・・・。

animale zoo 00.JPG

前回の更新から、もう三ヶ月もたっていたんですね・・・。

実は、「精進菓子屋ジェントレコ」という お菓子屋さんを、
7月より始めることになりまして、 今は その準備に追われています。

8月になったら、少し落ち着く予定です。
そうしたら、まず一番に、詩をつくりたいと思います。

精進菓子屋さんとしてのデビューのイベントの日が近づいています。
詳しくは、こちらの記事をご覧下さいませ☆

今はまだ、駆け出したばっかりなので偉そうなことは言えませんが、
「詩心」を忘れない、お菓詩屋さんになりたいと思っています。



posted by 今宿 夕湖 at 01:37| 滋賀 晴れ| *お知らせ* | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

旅路の果てに

ここではない と 思ってた。
ここにはない と 思ってた。
宝物も 目指すモノも 守るモノも、
ましてや 自分の居場所など・・・

だから 旅に出た。
どこかにある と 信じては、
ここにもない と 失望して、
だから また 旅に出た。

君は 旅を続けてた。
いえぬ哀しみだけを 持ち合わせに。

君は 旅を続けてた。
いつも さみしかった、 どこにいても。
とても さみしかった、 だれといても。

君は 旅を続けてた。
いくら探しても どんなに歩いても
どこにもない と 気付くまで。

君の 探していたモノは、
君が 作らなければ ないモノだった。

若者が そのことに 気付くのに、
十年という歳月は 長いのか、 早いのか。

 恋という名の 白昼夢に 寄りかかり
 夢という名の 逃げ水を 追いかけて
 旅に出た 君の たどり着いた場所は
 胸しめつけるほど 懐かしい この場所。

君と旅を共にした
 鉢植えの 痩せたベンジャミン。
陽のよく当たる 野原に植えて、
 となりに 小さな家を 建てよう。

 旅路の果てに・・・
        
           この場所に。

posted by 今宿 夕湖 at 15:47| 滋賀 曇り| Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月13日


ほらごらん
枝々の ちいさい芽。
朝はまだ 君の息も 白いけど、
小鳥の声が やわらかい。

ほらごらん
向こうに見える 菜の花畑。
畦道のしろ梅は いさぎよく、
もうすぐ 桜に 花をもたせる。

ほらごらん
隣のタマも 忙しない。
青い山の上の空、
なんだか 君の希望が みえる。

みてごらん
枝々の 健気な芽。
桜も散れば あっというまさ。
新緑の世界、 君も まだ若葉。

tuyukusa.JPG


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2009年02月18日

夜の香

屋根裏の床に 横になり
見つめるは 窓辺の小さな机。
鍵を無くした 引き出しに 眠る
あの日 君の 書いた文字。

おぼろな月影、柔い風。
今夜は 小窓を 少し開け、
春の夜の香に 抱かれて 眠ろ。
青い記憶に 抱かれて 眠ろ。

去りし君は いずこか知らぬ。
いつか ふたりで 歩んだ道を、
月影 青く やさしく照らす。

漆黒の闇夜に ひとり 咲く。
ハルノヨノカに ひらり 舞う。
追憶や、 うすべにの 花びら。


umegoyomi01.jpg
※この詩とはあまり関係ありませんが、先日写したものです。
 私の心友の梅の木に、今年も花が咲きました。
 梅暦。 
 まだまだ寒い日が続きますが、春はもうすぐそこまで来ています。


posted by 今宿 夕湖 at 16:24| 滋賀 晴れ| Moon lighit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月13日

斜陽

syayoutoneko02.jpg

ソファの上に 斜めに落ちた
小さな陽だまりの中で、
可愛い猫が 眠っている。

なんにもない部屋に、
れ以上何もいらないと思うほど
満ち足りた時間を 沁みこませて、

誰でもない わたしに、
しあわせなら 今 ここにある。と、
錯覚のような 真実をくれる。

舗道の上に 斜めに落ちた
冬の木立ちと誰かの影が、
どこまでも長く 伸びてゆく。

なんでもない 町角を、
好きな映画のワンシーンのように
懐かしい色に染めながら、

ごくありふれた この町に、
君といた日の 面影をみせて、
あたたかい色の 景色にかえる。

今日という日に 斜めに落ちる
赤くゆらめく夕日に溶けて、
烏がカアカア 啼いている。

なんてことない 音楽も、
夕日に染まれば名曲ばかり。
エンディング・テーマ 響かせて、

とるに足らない 一日の終わりに、
物語の最後の 一行のような、
ことばにならない 余韻をくれる。

syayoutoneko01.jpg


posted by 今宿 夕湖 at 16:41| 滋賀 晴れ| Sunset | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

年賀

2009blog.JPG
新年あけましておめでとうございます。
この星の緑と、大切なあなたが、
今年も、すこやかでありますように。

2009年元旦、 今宿 夕湖。

posted by 今宿 夕湖 at 03:01| 滋賀 晴れ| *お知らせ* | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月27日

温かい手で。


朝の太陽は 力をくれる。
白く 眩しく 輝きながら
まだ眠い君の心に
はっきりとした意識を よみがえらせる。

いわれなき 憂鬱な朝も、
愛しい余韻の 残る朝も、
力いっぱい生きる為の 今日の扉を開いて、
「おいきなさい」と 背中を押してくれる、

温かい手で。

昼の太陽は 語りはしない。
けれど 西へと傾きながら
絶え間なく 同じ速さで
ゆっくりと歩むことの 価値を教える。

忙しく 過ぎて行く日々も、
ぼんやりまどろむ 休日も、
時間(いのち)いっぱい生きる為の 今日という日を運んで、
「よくばらずに」と 姿勢を正してくれる、

温かい手で。

夕の太陽は 癒しをくれる。
赤く やさしく 輝きながら
がんばった 君の杯(こころ)に
ご褒美の赤ワインを 満たしてくれる。

傷ついて 疲れ果てた日も、
嬉しい余韻の 轟く日も、
精一杯生きた君の 今日の全てを認めて、
「それでいいよ」と 心を抱いてくれる、

温かい手で。
posted by 今宿 夕湖 at 20:30| 滋賀 雨| Sunset | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

柿色

kakiiro.jpg

いつのまにやら 柿の木も
オレンジたわわな 田舎道。

消えてゆく ひこうき雲を 見上げてる
コスモス畑の少女の傍で、
重たい頸をもたげてる
茶色い向日葵の老婆たち。

大きな桜の樹の下を
車でそっと くぐったら
アスファルトに敷かれた 紅いキリムが
カサカサと 愛しい音たて 舞い散って、
茜さす 君の家路に 落ちるオレンジ。

田畑を焼く煙の 淡くたなびく 蒲生野は
いにしへに タイムスリップしたようで・・・
ノスタルジックな夕景に、
茜さす 君のこころが また溶ける頃。

“ただいま” を言って 手を洗い、
アルコロックに トスカーナのブドウ酒を。
いそいそと、サンクチュアリのキッチンに立てば、
窓の外、 紫色の夕闇に 一粒のヴィーナス。

三日月に グラスかたむけ “ありがとう” と言えば、
茜さす 君のかげりやすい心に ほら
渋柿色の灯がともる。

kakiiro02.jpg

※10月の終わり頃に書いたものなので・・・なんだか季節はずれになってしまいました。
  昨夕の強い北風が、今年も冬を連れて来たようです。
  みなさん、あたたかくして、どうぞご自愛ください。
posted by 今宿 夕湖 at 17:46| 滋賀 晴れ| Color & season | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

Chest


整理だんすを ください。
私の頭の中には
もう 収うところがありません。

整理だんすを ください。
クイーン・アン様式の
猫脚の ちょっと古風なやつを。

整理だんすを ください。
手紙や写真、文房具
もう 収うところがありません。

けれども 私は 何ひとつ
捨てられや しないのです。
これじゃ あふれるばっかりです。

整理だんすを ください。
悲しみや 切なさと あなたの笑顔を
分けて収える 場所を下さい。

整理だんすを ください。
苛立ちや 空しさと すこしの希望を
せいとんできる すべを下さい。

整理だんすを ください。
きのうと 今日と あしたを 収う
引き出しがいっぱいの 胸(chest)を下さい。





posted by 今宿 夕湖 at 23:12| 滋賀 晴れ| In my room | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月18日

ラブレター 〜from a cherry tree〜

君は覚えていますでしょうか。
凍える星の きれいな夜に
しのび逢った 恋心。

やわらかな 風の中で
見とれていた、
淡く舞う 花びらのこと。

照りつける 太陽を避け
私のもとで 休んだ午後や、

ともしび恋しき 夕暮れに
君の心に ひらりと降りた、
一枚の紅い 落ち葉のことを。

幾とせも、君を愛していました。
もう 随分と昔に、
君は去ってしまったのだけれど。
あれから、どれほどの歳月が流れたのかは、
私の心に重なった 年輪だけが知っています。

冬の空には、 細やかな黒い枝々をはり巡らせて。
春の空には、 ハカナイうす紅の花を咲かせ、
夏の空には、 深い緑の影をこさえ、
秋の空に 鮮やかに染まる
想いのこの葉を 散らしては・・・
君への想いは 今も此処に、
アイモカワラズ 空を見上げて、
永遠の空を見上げて 立っています。

君が さよならと 言ったのは、 
いったい いつの日のことか・・・。
君に さよならと 言ったのは、
まったく いつの日のことか・・・。

春になれば また、
沢山の人が 私を愛します。
春が過ぎれば また、
沢山の人が 私を忘れます。
けれども、
君への想いは 今も此処に、
アイモカワラズ 風に吹かれて、
夕暮れの風に吹かれて 揺れています。

君は覚えていますでしょうか。
私は、 あの日の 桜です。


(※まるで引き出しの奥に隠してあるそれのような、永遠に未完成の恋文です。)

posted by 今宿 夕湖 at 00:00| 滋賀 曇り| Romance | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

盲目の画家。


詩人という名の絵かきは、
自分の描いた美しい絵を、
いまだかつて 見たことがない。
なぜなら それは
読む人の、それぞれの頭の中に 描かれるものだから。

詩人という名の歌うたいは、
自分の作ったラブソングを、
いまだかつて 聴いたことがない。
なぜなら それは
読む人の、それぞれの心の耳に 響くものだから。

詩人という名の青年は、
自分の愛したひとの目を、
いまだかつて 見つめたことがない。
なぜなら 恋は
盲目で、 彼女はすでに 詩の中にしかいない。


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2008年09月21日

“夕べの光の家”by ナンシー・ウッド(井上篤夫・訳)


夕べの光の家で、わたしは過ぎし日を思い出す。
  一瞬一瞬がどのように姿を現し、飛び去って行ったかを
  それ以前に去ったすべてと、それ以後に来たすべてに触れながら。
ただ一つの瞬間ではなく
  瞬間と変わりゆく影との結合。

夕べの光の家で、わたしは自分の人生がひもとかれるのを見る。
  期待のバラ色の夜明けから
  真昼の太陽の灼熱まで。その明るい光がいま照らしだすのは
・・・・・(途中2行省略)・・・・・

夕べの光の家で、わたしは暗闇が落ちてくるのを見つめる。
  親しい顔が一つ、また一つと
  わたしのもうよく見えない目から消えてゆき
今朝あれほど大切に思われたさまざまなことが
  いまは時の口に呑み込まれるのを待っている。

夕べの光の家に、一つの星が現れて
  わたしを新しい地平線へと導く。
  そこには昼間のいっぱいの明るさの限界も
雨の約束をほごにした嘘つきの雲もない。
  明日には太陽から新しい心が立ち上る。


※ナンシー・ウッド ・著(井上篤夫・訳)今日という日は贈りもの』 角川文庫( 2007年)より、一篇抜粋させて頂きました。
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2008年09月05日

ダイニング

沈む夕陽を Vanishing Pont にして、
輝く白いひこうき雲と 黒い電線が
そこへ伸びてゆく〈一本の道〉と共に、
美しいパース画を 描いている。

ダイニングの窓から それを眺めている
私の背後に もうひとつ、沈む夕陽が 輝いている。
カップボードの硝子戸の奥で、思い思いに光を弾く
食器たちは 今夜の出番に 胸を躍らす。

コーラルオレンジと スミレ色の、グラデーション。
窓の外に 広がるのは、宇宙。
小さな窓の額縁に 切り取られた、キレイな絵。

時計の針は まもなく 垂直一列に 並んで、
ワスレナグサ色の 小さなグラスに
紅いブドウ酒が 注がれる頃。

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2008年08月25日

雨と季節。

今朝の雨。
目を覚ましたら 聴こえてきた、
やさしい やさしい 子守唄。
こんな日は、ひねもす
雨に 抱かれていたい。

春の雨。
やわらかな若葉に しとしとと、
生きることを 語るよう。
とてもやさしい
母のことばで。

夏の雨。
カンカン照りのアスファルトに、打ち水。
夕立あとの 夜風の 匂い。
ツクツクボウシよ、まだ啼くな。
暑い暑い、も、好きのうち。

秋の雨。
長月、長雨... 長い別れ。
雨の降るたび
季節は 深く
紅く 儚く 染まりゆく。

神も無くして 霜も降り
最後の葉っぱを 落とす頃、
いつしか 雨は、沈黙をおぼえる。
想い出を、冬の星座に 重ねた頃に、
世界は 再び 白紙に戻る。

冬の雨。
カーテン越しの 仄明るい闇、
静けさに 軋(きし)む長靴の音。
そっと覗いた窓の外に 広がるのは...
生まれたての世界、 雪の朝。

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2008年08月14日

それが希望というものだから、

順風満帆で happyなだけの人生が、
もしも 存在したとして、
果たして、その中に、
〈希望〉という言葉は、
存在することができるだろうか?

「夢や希望に満ち溢れた・・・」
そんな言い回しに、いちいち
違和感を覚えてしまうのは、
へそ曲がりの私だけだろうか?

望みに満ちているのなら、
〈希なる望み〉とは、もう呼べない。
少なくとも、 私の心の辞書の中では。

悲しみの涙で 何もみえない。
深い霧の奥、 真っ暗な森の中、
どんよりとした雨雲の下。

絶望の淵に跪(ひざまず)いた君が、
岬の先の雲の切れ間に、
一筋の光の箭(や)を 見つける。
或いは、暗い夜空にみつけた、
名もない星屑だったかもしれない。

深い悲しみの中で 見出すもの。
それが〈希望〉というものだから、

やがて 明るく楽しい日々が、
君にも 必ず 訪れるから、
悲しむ君よ、忘れないで。
涙の中で 見つけた その〈ひかり〉を。

幽(かす)かに瞬く 星屑の光なら、
朝陽と共に 見失われてしまうから。

いつか 望んだ通りの日々が、
君にも 必ず 訪れるから、
その時 君よ、 覚えていて。
痛みの中でみつけた あの〈やさしさ〉を。

眩しさの中では 誰も、
大切なモノを 見失いがちだから。



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2008年08月07日

冷凍庫の底で、


“想いを秘める” と いうことは...
それは 例えば 〈瞬間フリーズ製法〉で
とある想いを 新鮮なまま凍らせて、
気の向くときまで...
そうね、「会いたい」という言葉すら、
美しいまま 眠らせておく...
そんなような ことかしら... 。

ある時 ふと 思い立って、
もしくは、無性に 欲しくなって...
そうしたら いつでも 記憶の冷凍庫から、
凍らせた情熱を とりだして、
今度は 〈自然解凍〉で、
ゆっくり それを 溶かして下さい。
(お急ぎでしたら 〈流水解凍〉も 可能ですが、
風味は 少々劣ります。)

この恋を、冷凍マンモスの様に。
あなたが いつか 思い出す日まで、
冷凍庫の底で、
化石のごとく 私は 眠る。

そして、 あなたが
思い出せば いつだって、
この想いは あの時の味のまま、
いつでも、 いつまでも、
おいしくお召し上がり頂けます。

So, please,
give enough time to thaw
(my freezed love),  someday。

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2008年07月28日

想い出はいつも風の中、

想い出はいつも 君の背で、
コグマ座のように 輝いている。
だから 君は お行きなさい。
前だけ向いて お行きなさい。

想い出はいつも 胸の奥、
コスモスのように 咲きほこる。
だから 君も お咲きなさい。
今日という日に お咲きなさい。

大丈夫だよ。 その日々は永遠に・・・
消えたりなんか するものか!
光年を越えた この場所で、
今でも 君を 見守っているから。

想い出はいつも 子守唄、
目を閉じれば いつだって
君の笑顔はやさしくて...
明日を 生きる 望みをくれる。

想い出はいつも 風の中、
手を伸ばせば 今もまだ
この手に 触れられそうなほど...
あの日の君の やわらかな手のひら。

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